残暑厳しい夏の終わりかけ、デッサン会では二度目の「浴衣デー」でした。
和服って、平面的で直線的な作りなのに袖や袂、帯やおはしょり部分が描く上ですごく複雑で、
かと思うとおはしょりから下は急にまっすぐでシンプルになるなあと思うのですが、
思いがけない形で布から手足がにゅっと出現して、それが面白いですね。絹の着物より、木綿でできた浴衣のほうが顕著かも。
でもそれは漫然と立っているだけでは駄目で、
動きや傾きのあるポーズを取ることで、より「身体」と「布」との関係性が際立つのだと思います。
モデルさん曰く、「浴衣は裾幅が狭くて脚元の動きに制限が出るから」と、腕の形や小物で沢山変化を付けてくれました。
しかし全体的なポージングももちろん素晴らしく、おはしょりから下のラインも実に雄弁な表現で魅力的でした。
モデルさんの「表現」を、書き手がどこまで受け取って表現できるか、まさに戦い!
会場内では充分に冷房を効かせていますが、
ポーズの度に書き手から感嘆のため息が漏れ、熱気あふれるひとときとなりました。
(よも)
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